作物との対話。作物や土作りへの意識改革からの栽培技術コンサルティング。


「農業」で困っているみなさんへ。

　現在、地域の基準通りに取り組んでいる、誰よりも真面目に農業に取り組んでいるのに、なぜか以前より良いものが採れなくなった、あるいは新規就農し、先輩方にちゃんと学び農業を始めたのに、なぜかうまくいかない。原因を探してもちゃんとした答えが見つからない。そういった生産者様が、実は増えています。

　数十年前、畑がまだフレッシュだった頃に作られた基準。たしかにその当時はそれで採れたと思いますが（結果に基づき作られた基準ですので、嘘ではないのです）、それからいろいろな変化があったのです。基準通りに数十年続けてきて、圃場が変わってきてしまったのが１つ。また、その当時とは天候もずいぶん変わりましたのでそれも１つ。また、新しい品種、新しい害虫、新しい病気、新しい雑草、そして新しい消費者の方々からの要求。同じ作物でも以前とは違っていることがたくさんあるのです。
　そうそう、そして消費者の方々からの要求の変化とともに、求められる販売方法にも変化が見えてきています。

　当社のコンサルティングには、長年、現場で学ばせて頂いてきたこと、それらの集積が逆に還元できるならという思いが詰まっております。

　そのため当社のスタンスとしては、適切な「肥料」「資材」「設備」などの「モノ」を販売させて頂きながら、「土作り」や「水管理」などの根幹技術の本質をお伝えし、生産者の方に「観察する力」「想像する力」を養って頂きます。やや短絡的な帰納法の結果とも言える現在の慣行栽培技術に常に問いかけの意識を持ち、作物と生産者様が協力して良い結果を出せるよう、お手伝いをさせて頂きたいと思っております。

　農業は計画や知識だけでなく、観察力、想像力、目的意識などを総合的に必要とする仕事です。当社に出来ることは多くはありませんが、作物との対話こそが高品質多収への一番の近道と考え、お困りになっている生産者さまとご一緒に取り組むという姿勢でお付き合いさせて頂いております。

　生産から販売まで、お客様と作物と、私共もご一緒に取り組んでいく。

　それが当社の考える、栽培技術コンサルティングです。